高砂市 A様邸:シーリング工事
2011.07.08 (Fri) 更新
気を抜くと、意識を持っていかれるような暑さでしたね(>_<;)
でも、天気が良いという事は、作業が進んで何よりです♪
今日は、A様邸のシーリング打換の作業を行わせて頂きました。
いつも、作業の工程を説明している内容なので、今回は豆知識をひとつ
(といっても、職人にとっては当たり前のことなので、そこはつっこまないでくださいね☆)
サイディングボードのお家のほとんどは、ボードとボードの間にコーキング(継ぎ目を埋めているゴム状の物)が打ち込んでありますが、ただ打ち込めばいいというわけではありません。
良い施工は2点密着(ボードとボードにのみゴムが接着している状態)での施工です。
通常、新築時は下の写真の様に、青いボンドブレーカー(ボード面以外にはシーリングが付かないように、接着されているもの)が入っています。
これがあることで、2点密着が保たれるわけなのですが・・・
中には、地(木の板や金属面)がむき出しになってしまっている場合があります。
こうなると厄介です。
ボードとボードと地の面の3点で密着しており、ボードが動いたときに、地の面にも接着しているので、十分に動いてくれず、真中から裂けるように割れる事が多いです。(良くある施工不良です。)
サイディングボードのお家にとって、シーリング部分は、とても重要な部分です。
すでにお家を持たれている方も、これからお家を建てられる方も、3点密着にはご注意ください(・_・;)