継ぎ目が滑らかになるようにこだわりコーキング – 北区のS様邸
2015.05.15 (Fri) 更新
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神戸の塗装☆防水、阪神ホームです!
本日はこだわりコーキング施工の続きです★
まずは、帯・破風板部分も昨日の外壁部分同様にプライマーを塗っていきます。
特に、帯や破風板は奥行きが深いので、側面全てにプライマーが付着するように塗っていきます。
いよいよ、打ち込み開始です。
外壁
中に空気が噛んでしまうと、不具合の原因になりますので、隙間なく充填していきます。
次に慣らしですが、ただ慣らすだけでなく、順序があるんです!
①下から上へ慣らす
この作業は、充填と余分な材料を取るという意味があります。
②上から下へ慣らす
この作業で仕上げとなり、養生テープを剥がした時に、コーキングの境目がしっかり出るように、丁寧に押さえて慣らしていきます。
慣らした後はこうなります。
最後の仕上げを上から下にするのにも理由があります。
テープを張る際に、足場の段に合わせて下から上に貼っていきます。
なので、おのずとテープは足場の上段から下に向かって剥がすように重なります。
上から順に剥がしていく際に、その継ぎ目が滑らかになるよう、慣らしの仕上げも上から下で終えるように進めて行くのです。
テープを剥がすとこのようになります。
境目がしっかり出ています。
これで外壁は完成です。
今回は、ボード部分はクリヤー仕上げなので、現状の目地色に近い色で施工させて頂いております。
破風板です。
今回、こげ茶色で施工しますので、仕上がりに近い色で施工します。
正直言うと、全て同じ色の方が、手間も材料のロスも少なく済むのですが、長い目で見て、劣化が生じた時に、例えば白のコーキングの上に黒を塗装した場合、塗膜が割れてしまうと、地の白が出てきて、傷みの箇所がより目立ってしまうので、なるべく近い色を選んで施工していきます。
これは、外壁が2トーンの場合も同様です。これを共色施工と言います。
打ち込み
打ち込み後
慣らし
剥がし
施工後
帯です。
帯も破風板と同じ色で施工していきます。
打ち込み
慣らし
慣らし後
剥がし
施工後
帯の角もだいぶ開いていましたので、施工していきます。
打ち込み
慣らし
慣らし後
剥がし後
施工後
これでシーリング作業は完了です。
乾燥させたのちに、洗浄作業に移っていきます!