ブリキ部分は、雨や日光の影響を受けやすいので、サビ防止効果のある下地材を施工北区S様邸
2015.05.20 (Wed) 更新
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神戸の塗装☆防水工事の阪神ホームです!
本日は
付帯物下地塗装・付帯物主材塗装1回目(途中)・土間養生・屋根1回目塗装
の作業をさせて頂きました!
前回の洗浄の際に、研磨を行っていますので、各部位、下地材を施工していきます。
屋根 通気口
施工比較
施工後
屋根 溢水防止板金
施工比較
施工後
下屋根 外壁取り合い ブリキ
施工比較
施工後
ブリキ部分は、雨や日光の影響を受けやすいので、塗料の密着と合わせてサビ防止効果のある下地材を施工します。
シャッターBOX
施工比較
施工後
水切り
施工比較
施工後
出窓天板
施工比較
施工後
その他、鉄で出来ている部分も同様に、下地材を施工していきます。
野外灯
施工比較
施工後
野外灯に関しては、内部が高温になるので、塗料の剥がれが生じやすい部分になります。
なるべく剥離の時期を遅くするため、下地材を施工し、密着性を高めます。
ベランダ内 笠木
施工前
施工後
勝手口 小庇
施工比較
施工後
この2ヶ所に関して、「なぜこの二つは下地材の色が違うの?」と思われたと思います。
これは、下地材の種類が違います。
屋根のブリキ等に使用しているグレーの塗料は鉄等の金属用のプライマー(日本ペイント パーフェクトプライマー)という材料です。
これにはサビ防止効果が含まれており、金属の下地材として主に用います。また、密着性が高く、膜厚も厚いので傷みの酷い(かけていたり、朽ち出している木部等)ものの下地材として使用する場合もあります。
今回は、仕上がりの色がこげ茶色なので、暗色のグレーを使用しましたが、仕上がりの色に応じて、ホワイトを用いたりもします。
一方、後の二つ(笠木と小庇)ですが、これも金属なのですが、これは塩ビ鋼板で作られています。金属の表面に、紫外線劣化での変色等を防止するために、塩化ビニルの樹脂をコーティングしたものです。表面は、大抵の場合が、財布等の皮製品のようにしわの寄った模様になっているのが特徴です。
前述のように、表面にコーティングしてあるので、通常の金属用下地材だと密着性が悪く、不具合の原因になりますので、塩ビ鋼板に適した下地材を使用しなければなりません。(今回使用しているのは 日本ペイント 塩ビゾルウレタンプライマー です)
そうした理由で、色が異なっています。
さて、下地の塗装が完了したので、乾燥中に屋根の塗装を進めていきます。
今回使用するのは、「大同塗料 マイルドシリコン」です。
モニエル瓦をはじめ、多種の屋根瓦に対応した塗料です。
屋根 厚み部分ダメ込み
モニエル瓦は、瓦というだけあり、厚みがあります。
この厚み部分は、ローラーで施工するだけでは、十分に塗り込めないので、事前に刷毛で塗り込んでおきます。
屋根 施工比較
施工後
さて、付帯物の下地材が乾いたので、主材の1回目を施工していきます。
使用するのは「日本ペイント ファインパーフェクトトップ」です。
縦樋
施工比較
施工後
外部灯
施工比較
施工後
帯
施工比較
施工後
笠木
施工比較
施工後
水切り
施工比較
施工後
出窓天板
施工比較
施工後
まだ、全ての付帯物の1回目が完了していないので、明日はその続きと、養生作業を進めていきます。