洗浄と鉄部の下塗り作業 – 外壁と屋根の塗装工事-2F建て築10年のお家
2016.01.12 (Tue) 更新
いつもご覧いただきありがとうございます。
神戸市須磨区Y様邸の洗浄と鉄部の下塗りの風景を紹介させて頂きます。
築10年のお家ですが、車通りの多い道が近く、通常よりも汚れがひどいので、細かなところまでしっかり洗っていきます。
《高圧洗浄の様子》
外壁と屋根の洗浄風景です。
ご覧いただければ解るように、築10年のお家といっても屋根はこれだけ汚れています。この汚れは、外から付いたほこりや土だけでなく、元々の屋根の表面が劣化した粉や表面に生えたコケが含まれます。
屋根は下からは見えにくかったり、年数を経て傷みが進んでいくので、割れた瓦が落ちたり、雨が漏ったりと、直接的な被害が出ないとなかなか気付きません。ですがそのような被害が出てしまった時には、だいぶ傷みが進んでしまっているので、そうなる前のお手入れを心掛けてくださればと思います。
外壁と屋根以外の塗装部位です。
付帯物も汚れが付きやすいです。樋は湿気でコケが生えたり、雨戸は形状からほこりが溜まりやすく、特に軒天井は、写真で解るように、これだけの汚れが溜まっています。下から見ると意外に汚れが解りにくいですが、実際に洗うとここまでの汚れが溜まっています。
塗装物以外の洗浄風景です。
最近は、ホームセンターやネット通販でも、家庭用の洗浄機が売られているので、お持ちの方も多くなってきました。
ですが、窓やアクリル天板等、なかなか洗いにくい部分が一軒家には多いので、足場がある機会にしっかり洗わせて頂きます。
これは余談ですが、お客様の分はもちろんですが、ご近隣のお家の方のお車にもシートを掛けさせて頂きます。汚れた水がかかってしまいますし、細かな砂利などが勢いよく当たると傷をつけてしまいますので、洗浄の作業や、塗装の際にもカバーさせて頂きます。
洗浄して乾燥した後、鉄の部分の下塗りを進めていきます。
これは、「塗料の密着を良くする」ことと、「サビの発生を抑える」という効果があります。
屋根の鉄部分です。
小庇の天板です。
換気扇の外部フードです。
水切りです。
この他にも、お家によっては配管や出窓など鉄で出来ている部分は様々ですが、どの部分も、錆びると壊れてしまったり、錆が流れて、汚れが外壁に付着したりしますので、下地施工した上で、主材を施工していきます。
明日は引き続き、外壁以外の付帯物の塗装を進めていきます。