外壁・屋根塗装リフォーム豆知識「塗装工事を行う前に絶対知っておきたい下地処理ついて」
2017.06.07 (Wed) 更新
本日は外壁・屋根塗装リフォーム豆知識「知っておきたい下地処理ついて」ご紹介させて頂きます♩
【高圧洗浄】
屋根や外壁・付帯物には、風雨や周囲の排気によって付着した汚れや、紫外線の影響によりコケ、カビなどが発生している場合があります。 これらの汚れを高圧洗浄機を使ってしっかりと除去していきます。この作業を丁寧に行わないと、塗料の密着性が悪くなり、塗料の性能が十分に発揮されなくなってしまいます。
【コーキング処理】
サイディングボードやALCの外壁は、一枚の壁ではなく、複数のパネルやボードを張り合わせてできているので、ボードとボード、パネルとパネルの間に、隙間ができてしまいます。
そのため、目地にコーキング材を詰め密閉することで、隙間から水や汚れなどが浸入することを防ぎます。
コーキングが傷み、内部に水や汚れが浸入すると、塗膜の劣化に繋がるだけではなく、内部から腐食など起こり、大規模の補修工事が必要になることにもなりかねません。
これらを防ぐためにも、丁寧なコーキング処理が非常に重要になります!
【ひび割れ補修】
先程ご紹介させて頂いたコーキング材は、様々なところにできるひび割れ箇所の補修にも使用されます。
特に「クラック」といわれるひび割れは、モルタルの住宅によく発生します。
クラック(ひび割れ)で、できてしまった隙間に、コーキング材を埋め込むことで水や汚れなどの進入を防ぎ、ひび割れを補修する事ができます。
阪神ホームでは共色施工をさせていただいております。
共色施工とは、仕上塗材に近い色調のシーリング材を施工することで、塗膜にクラックが発生しても目立ちにくくすることができます。
【付帯物の下地施工(ケレン・サビ止め)】
ケレン作業は、塗装作業に入る前に行います!
表面の汚れや、サビを落とし、塗装する面をキレイにするだけでなく、表面に塗料が密着しやすくなるように傷をつける目粗しという作業も含まれています。
ケレン作業をしっかりと行わないと、どんな高性能な錆止め塗料を塗っても効果を発揮できません。
ケレン作業の次はサビ止めを行っていきます。サビ止めを塗る事によって、サビの発生を抑えてくれる役割があります!
工事終了直後は、サビ止め(下地材)を塗らなくても仕上がりの差は、ほぼ無いですが、数年後のまったく違ってきます!
いかがでしたか?
主材塗料の性能を最大限に活かす為には、本日ご紹介した下地処理の工程は必要不可欠です!!
これらの工程は、職人の経験や技術力、塗料に対する知識力を持っていないと適した作業が行なえないのです!
阪神ホームでは、しっかりとそれらを網羅して作業に入らせて頂いております!
それぞれのお家、一軒一軒にあった材料をご提案させて頂き、しっかりとした施工方法で作業を行っております!
何か困ったことなどあれば、些細な事でもお気軽にご相談くださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
次回の豆知識シリーズも楽しみにしていてください()/