シーリングについて
2023.11.11 (Sat) 更新
こんにちは!神戸市灘区の外壁塗装のお店、阪神ホーム株式会社です!
今回は外壁塗装における「シーリング材(コーキング材)」についてご紹介させていただきたいと思います。
- シーリングとは?
建築物において、気密性や防水性向上を目的として、隙間を目地材などで充填することです。また、その材料であるパテなどをシーリング材や充填剤、またはシーリングと呼びます。
シーリングの役割として、
- サイディングのひび割れを防ぐ
- 接着剤として建材を固定する
- 劣化箇所の応急処置
などがあげられます。
- シーリングとコーキングの違いは?
現場では基本同じ意味で使われていますが、厳密には形状が決まっているものが「シーリング」、チューブ状の専用容器コーキングガンから施工する樹脂性のことを「コーキング」と呼ぶことが多いようです。
しかし建築現場ではコーキングとシーリングは同義語として使われ事が多く、職人さんの年代や所属している会社などによって使い方は変わり、厳密には決まっていないということが現状のようです。弊社ではシーリングと呼ぶことが多いです。
- シーリング材の種類と特徴
シーリングにも種類があり、用途によって適切なものを選びます。
|
特徴 |
主な用途 |
1.ウレタン系 |
耐久性が非常に高い。 耐候性が低く、紫外線に弱くホコリを吸着しやすいので、塗装での保護が必要。 |
ALC・サイディングなどの目地、コンクリートのひび割れ補修 など |
2.シリコン系 |
耐候性、耐熱性、耐水性に優れており、コスパが良い。 上から塗装できないため、外壁にはあまり向かない。 |
ガラス周りの目地、屋根瓦の補修、浴室・浴槽・洗面台・キッチン周り など |
3.アクリル系 |
水性タイプで作業性に優れている。 硬化後に肉やせが起こる性質があり、耐候性・耐久性が低い。 |
ALCの目地、塗装・クロスの下地処理 など |
4.変成シリコン系 |
ウレタン樹脂を原料としたもので、耐候性に優れているので様々な用途に使用される。硬化後に塗装が可能。 シリコン系よりも耐久性が低く、ウレタン系よりも密着性が劣る。 |
サイディング・コンクリート・ALC・タイルなどの目地 など |
以上、外壁塗装における「シーリング材(コーキング材)」についてのお話でした。
神戸市や近隣の地区で外壁塗装をお考えの方はぜひ外壁塗装のお店、阪神ホーム株式会社までお気軽にお問い合わせください! 神戸市灘区にショールームもございますのでご来店もお待ちしております!
最後までご高覧いただきありがとうございました!