外壁のふくらみの原因・対策‼️
2025.01.09 (Thu) 更新
外壁のふくらみは何⁇ 原因・対策❗️
風雨塗装が施された外壁でも、時間が経つにつれて「ふくらみ」や「膨張」が発生することがあります😰
今回は、その原因と対策について詳しく解説します!
外壁のふくらみとは?
外壁のふくらみとは、外壁塗装の表面が膨れ上がる現象を指します。
通常は、塗装面が不自然に膨らんでいる状態が見られ、見た目にも大きな影響を与えるだけでなく、さらに進行すると外壁の劣化を引き起こすことがあります。
ふくらみが発生すると、塗装が剥がれることが多く、建物の耐久性に影響を与えるため、早期の対策が重要です☝️
外壁のふくらみの主な原因
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水分の浸入 外壁のふくらみの最も一般的な原因は、内部に水分が浸入することです。特に、雨水が外壁の内部に浸透すると、塗装の下の壁材(モルタルやコンクリートなど)が水分を吸収し、その膨張によって塗装面が膨らみます。湿気が多い地域や、排水が不十分な場所にある住宅では特に注意が必要です❗️
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塗料の選定ミス 塗料の選定が適切でない場合にもふくらみが発生することがあります。例えば、塗料が湿気を十分に発散できない場合、塗膜の内側に湿気がこもり、膨張を引き起こします。また、塗料の厚塗りが原因で、乾燥不良や塗膜の不均一が生じることもあります。
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施工不良 塗装作業中に十分な下地処理が行われていない場合や、塗料が均等に塗られていない場合にも、ふくらみが生じることがあります。特に、下地の汚れや油分を除去せずに塗装を行うと、塗料が適切に密着せず、膨らみが発生します。
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温度や湿度の変化 外壁塗装は温度や湿度に影響されるため、施工時に適切な条件を整えていないと、乾燥不良を起こし、塗膜の膨張を引き起こすことがあります。特に湿度が高すぎる場合や気温が低すぎる場合、塗料の乾燥が遅くなり、膨らみが発生するリスクが高まります。
外壁のふくらみへの対策
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適切な下地処理と施工 まず、外壁塗装を行う前に、徹底した下地処理が必要です。これには、汚れや油分をしっかりと取り除き、ひび割れがあれば補修を行うことが含まれます。下地の状態に合わせた適切なプライマー(下塗り材)を使用することで、塗料の密着性を高め、塗膜が剥がれにくくなります。また、施工中は天候にも注意し、湿度や温度に適した塗装作業を行うことが重要です。
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適切な塗料の選定 ふくらみを防ぐためには、湿気に強い塗料を選定することが必要です。特に、通気性に優れた塗料や、湿気を発散する機能がある塗料を使用することで、塗膜内に水分が溜まるのを防ぐことができます。神戸市のように湿気が多い地域では、塗料の通気性や耐久性を重視した選定が求められます。
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適切な乾燥時間と塗り重ね 塗装後には十分な乾燥時間を確保することが大切です。特に厚塗りを避け、塗り重ねをしっかりと行うことで、乾燥不良を防ぎます。乾燥時間を短縮するために、高温や乾燥状態での施工を避けるとともに、湿度の高い季節を避けることも対策の一環です。
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定期的な点検とメンテナンス 外壁塗装後も、定期的な点検を行い、ふくらみや劣化が進行していないかを確認することが重要です。特に雨が多い季節には、水漏れが発生していないか、外壁に湿気がこもっていないかをチェックすることで、早期に対策を講じることができます✨
まとめ
外壁塗装のふくらみは、さまざまな原因によって引き起こされる現象であり、建物の耐久性に大きな影響を与える可能性があります。
水分の浸入、塗料の選定ミス、施工不良、気象条件などが原因となるため、それらに対する適切な対策が求められます。
神戸市のような湿気が多い地域では、特に慎重な選定と施工が必要です‼️
住宅の外壁は、家の顔とも言える部分であり、定期的なメンテナンスと適切な対策を講じることで、長期的に快適な生活空間を保つことができます😊